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保養と温泉地
温泉を利用することで得られる効能と効果は、私たちの心身に優れた影響を与え
健康な体・充実した生活を築いていくために有効である。
そこで、環境省は国民の健康増進と健全な休養をはかる目的として、
特に優れた条件を整えた温泉地を「国民保養温泉地」を定めた。
◆国民保養温泉地
温泉は、人々が心身を休め健康増進を図り、また疾病を治療しようと集う場所である。
日本では、古くから湯治場として利用し多くの人々に親しまれてきた。
現代社会においても、日常的に利用し日頃の疲れを癒して家族や友人たちと共に、
心身のリフレッシュをはかる目的としている。
そこで、今も昔も変わらない「すばらしい作用・効果」をより高めるために、
環境省では、数多くある源泉の中で効能や効果が期待され、
健全な温泉としての条件を整えている場所を、「国民保養温泉地」として指定している。
昭和29年より、国民保養地の指定が始まり、現在までに全国91地域の156ヶ所の地域が指定されている。
◎主な指定条件
・泉質が治療泉として顕著であること
・涌出量が豊富あること
・利用上適切な温度であること
・環境条件が良いこと
・衛生環境が整っていること
・景観に優れていること
・気候が適していること
・医療施設があること
・保養施設があること
・交通の便がよいこと
・災害等に対して安全であること
このような条件を満たすことで、「国民保養温泉地」として指定を受け、
私たちの健康増進と健康的な生活を得るための温泉として利用されている。
◆ふれあい・やすらぎ温泉地
ふれあい・やすらぎ温泉地とは、保養・療養機能に加え、
温泉地域の優れた自然を活用することで、自然に対する関心と理解を促進すると共に、
心身のやすらぎと健康増進を目的として指定されるものである。
温泉にある豊かな自然を活用するために、各種公共施設の整備を図ることに重点を置き
「ふれあい・やすらぎ温泉地」として指定している。
この「ふれあい・やすらぎ温泉地」の指定に関して環境省は、
都市化の進展や高齢化社会の進行により温泉の有する保健的効能を積極的に活用する温泉地が必要であり、かつ自然環境破壊等の問題とも関連して自然に対する関心やふれあいの重要性を認知し、この二つの課題の解決に向けて、「ふれあい・やすらぎ温泉地」の整備を進めている。
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